先日、犬飼奈津子さんのPRコミュニティのゲストとしてお話しくださった、側島製罐株式会社の石川さんのお話を伺いました。
このお話、ずっと投稿したいと思っていたのですが、感じたことが多すぎて、なかなか言葉にまとめられず……やっと投稿しています。
特に印象に残ったことが2つあります。
ひとつ目は、広報PRが社員のやる気や誇りにつながるということ。
石川さんが先代から会社を受け継がれた当時、業績も落ち込み、社員の皆さんのモチベーションも下がっていたそうです。
そこから、会社の価値を一つひとつ言語化し、再定義し、MVVを作り、新商品を生み出し、それを社外に伝えるために広報PRにも取り組まれていきました。
メディア露出が増え、会社の取り組みが外に伝わるようになると、社員の皆さんも「自分たちの仕事にはこんな価値があるんだ」と気づき、少しずつ誇りややる気を取り戻していったそうです。
広報PRは、社外へアピールするためのもの。
でも、それを見ているのはお客様やメディアだけではありません。社員の皆さんも見ているし、そのご家族も見ている。
自分たちの会社がテレビやメディアで素敵に紹介されると、やっぱり嬉しいですよね。
外から見た自社の価値を知ることで、社員自身が自分たちの仕事を客観的に見つめ直し、誇りを持てるようになる。
これはまさに、社内広報としても理想的な姿だと感じました。
そして今、私自身も企業様のパーパス策定の伴走支援をさせていただいています。
だからこそ、側島製罐さんの取り組みは本当に学びが多く、今進めているプロジェクトでも大切にしたい視点がたくさんありました。
パーパスは、きれいな言葉を作って終わりではなく、社員の心に届いて初めて意味がある。
側島製罐さんのように、社員の皆さんの心を動かすきっかけになるよう、私も頑張りたいと思います。
そして、もうひとつ印象的だったのが、120周年の取り組みとして社史を書籍化されたこと。
MVVを作る過程で会社の歴史を改めて紐解き、その内容を社史として一冊の本にまとめられたそうです。
さらに、その社史を販売してみようと、クラウドファンディングにも挑戦されています。
社史というと、社内向けに配るものというイメージがありましたが、それを外に開き、会社の歴史や想いを届けるコンテンツにしていく。この発想もとても素敵だなと思いました。
クラウドファンディングにあわせてプレスリリースも出され、SNSでも毎日発信されていて、その姿勢にもとても刺激を受けています。
私も、側島製罐さんの社史を読んでみたくなりました。
MVV作成の過程について書かれていたnoteも読ませていただいたのですが、取り組み方や社員の皆さんへの想いが本当に素敵で、すっかりファンになってしまいました。
「宝物を託される人になろう」というVisionも、本当に素敵です。
微力ながら、私もクラウドファンディングを応援させていただきました。
ご興味ある方は、ぜひこちらからご覧ください。
広報は、会社の外に向けて発信するものでもあり、同時に、社内の誇りを育てるものでもある。
改めて、そんなことを感じた時間でした。

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